2018.06.14 住宅新築 世田谷Y邸 都市型の狭小敷地3階建て住宅、南面ルーバーで日照調整するエコハウス。狭い敷地いっぱいになんとか家族4人が暮らせるボリュームを確保したいという厳しい条件でしたが、パッシブデザインの工夫でエコハウスを成立させています。あえて南側に持ってきたシースルー階段部分を吹き抜けに変わる空気循環装置とし、日除けのための十分な庇が取れない南面は庇をルーバー状にすることで日照調整と心理的な目隠し機能を果たします。3階は斜線制限いっぱいの斜め天井空間ですが、温熱性能を犠牲にすることなく、なんとか4人家族の生活できる空間を成立させる事ができました。3階建ですが1階床下の暖房用エアコンと3階廊下にある冷房用エアコンの2台で空調します。