家づくり・土地をどう取得する?

東京近郊で家を建てようと思うと、土地の取得が大変です。
もちろん金額が高いですし、買おうと思っても物件もなかなか出ません。
必然的に親からの土地を引き継ぐ例が多くなります。
ここ数年のSURのクライアントの場合を集計してみました。

新規購入は1/3

新たに土地を購入し、そこに新築するという方の割合は約1/3でした。
やはりかなり少ないです。

実家が地方であったりして、今までは賃貸にお住まいになっていたような場合がひとつです。
この場合は建物と土地を一から購入するわけですからなかなか大変です。
どうしても土地に予算が食われがちで、建物の予算確保に苦労します。

今までお持ちのマンションを売って土地購入というパターンもあり、
この場合は少しは楽かもしれませんが、生涯の内に土地と建物両方の資金を用意するという点では
あまり変わりはありません。

親からの土地を引き継ぐ場合が大部分

東京近郊の土地代の高さを考えると、何らかの形で親からの土地を引き継ぐ場合が多いのはもっともなことです。
その土地を売って買い換えると言うパターンもあります。
あるいは直接的に土地でなくても、親からの援助を受けるケースも多いようです。
両方を合わせると大部分が当てはまります。

二世帯住宅が多くなる

そうなると結果として二世帯住宅が多くなります。
土地は親のものだが、二世帯住宅を建てていっしょに住むという形です。
そしていずれはクライアントとそのお子様世代へと代替わりして行く計画です。
こうして最近の計画では、1/3近くが二世帯を意識した計画になっています。

先行きを見通すのは難しい

しかし、将来の予想はなかなか難しいものです。
計画通りに行かない事も多々あります。
ですので、SURとしては将来計画をあまり緻密に立てても意味はないと考えています。

スケルトン・インフィルの考え方で将来の変化に対してリフォームが容易なように考慮しますが
基本ははっきりしている範囲での住み良さを優先すべきと考えています。

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